こんにちは🎄
この記事は「楽曲オタク Advent Calendar 2019」という企画の、25日目の記事になります。
今年聴いた完全神曲について語りましょう。ジャンル不問。
他の方々も、面白おかしくor真剣に良い曲を紹介しているので、そちらの記事もよろしくお願いいたします。(皆さん文書巧いですね...)
さて、この記事は
1.2019年のサブカルソングの感想
2.今年の3曲
という2部構成になっています。
さっそく1番について駄弁っていきましょうか。
「"駄弁"ってナウシカのアレ?」
「それはメーヴェ」
1.2019年のサブカルソングの感想
まずは、今年のサブカルソングについての感想になります。一言で言えば
Vtuber楽曲、一気に増えたな?!
と思いました。
2018年頃は"キズナアイ・輝月夜・YuNi"さんなどがオリジナル曲を発表していましたが、2019年になり各方面からオリジナル曲やカバー曲が多く発表されるようになりました。
中には動画再生回数が800万回を超えるものもあります。 (12月25日現在)
VTuber楽曲大賞というイベントも開催されたそうです。それほど増えたんですね。
今年を代表する1曲は?「第1回VTuber楽曲大賞」結果発表 - 音楽ナタリー
曲の作曲には、DJ・トラックメイカー界隈の作曲家やボカロPがよく手掛けることがあります。主観ですが、クオリティの高い曲が多いです。
そんな作曲家達とVtuberがタッグを組んだカバーアルバムなんてのも今年発表されました。
また、作曲家"kz"氏へのインタビュー記事では、Vtuberとその楽曲達への彼の所感が書かれています。
kz(livetune)が考える、VTuber文化ならではの魅力「僕らが10年かけたことを、わずか2年でやってる」|Real Sound|リアルサウンド テック
そんなこんなで、Vtuber楽曲については豊作の年だったなと思います。
あと、今年はRe:ステージというコンテンツのアニメが夏期に放映されました。
自分は"宣誓センセーション"という曲でコンテンツを知ったのですが、どの曲もクオリティが高いなと思いながら聞いております。もちろんアニメOpも。
各キャラクターソングも最高中の最高になっています。
サブスクリプション(通称:サブスク)で配信しておりますのでぜひぜひ。
1番はこのくらいで終わります。もう少し語りたい話題もありますが、サクッと読める文章量にしたいと思います。
「"サブスク"って駅にありますよね」
「それはキオスク」
2.今年の3曲
2番では、今年のサブカルソングの中でも最も良かったなと思えた3曲について語ります。
以前の記事で、10曲に絞ろうと言っていましたが、決めきれずにあえて3曲にしました。
予告・2019年のFavoritesソングを決める - ラル研
また、3曲はそれぞれ部門ごとに賞をつけてみます。
【ルール】
・2019年にCD(フル音源)が発表された曲の中から選ぶ
・2曲はいずれかの部門を受賞します
〈作曲・編曲部門〉...特に作曲・編曲が良い曲に送る賞
〈作詞部門〉...特に作詞が良い曲に送る賞
・1曲のみ以下の部門を受賞します
〈総合部門〉...総合的に良かった曲に送る賞
それでは語っていきましょう
〈作詞部門〉
なし
〈作曲・編曲部門〉
1.「はじめてのかくめい!」
アーティスト:DIALOGUE+
作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
【解説と感想】
2019年に活動がスタートした声優ユニット"DIALOGUE+"その音楽プロデューサーはアニソン界隈でも著名な"田淵智也"氏であった。
そのデビュー曲の作詞・作曲は田淵氏自ら手掛け、編曲をこれまた界隈において著名な"田中秀和"氏が行った。
まず、出だしの歌詞がとてもキャッチーだ
れぼるじゃーん れぼるじゃーん
れぼるじゃーん れぼるじゃーん
その後に続く
Hello, nice to meet you, yeah!
は、田中氏が得意とするコード進行理論のおかげで面妖な雰囲気になっている。
約4分間を一気に駆け抜ける、まさにタイトル通りの革命を起こしたパワーある曲でった。
2.「ハッピータイフーン」
アーティスト:KiRaRe
作詞:やしきん
作曲・編曲:伊藤翼
【解説と感想】
Re:ステージ!のユニット"KiRaRe"の約7ヶ月ぶりとなるシングルは、3rdシングルの表題曲「憧れFuture sign」以来となる"やしきん×伊藤翼のタッグ"によって世に放たれた。
ワウの効いたギターとうねるベースの不穏な雰囲気から始まり(こんな始まり方はめったにないだろう)、彼女らの「ウーイェー」から曲が始まっていく。
最大の特徴であるディスコ・ファンクを基盤としながらも、速いテンポであることで他の曲と一線を画している。そして、キャッチーなキャラクターボイスが本曲をアニソンだということを示している。
編曲の良さと、キャラクターの良さが際立った曲だ。
367万回は聞いたと思われる。
367万回と言えば↓
〈総合部門〉
「Life is tasty!」
アーティスト:燦鳥ノム
作詞・作曲・編曲 : じん
"燦鳥ノム(さんとりのむ)"は、飲料メーカーであるサントリー(Suntory)の公式バーチャルYoutuberである。
彼女のデビュー曲となった本曲は、カゲロウデイズなどを手掛けた"じん"が提供した。
冷蔵庫の開閉音から始まるという奇をてらった始まり方によって、キャラクターの説明と曲のオリジナリティの引き上げをしている。
歌詞の随所にコーヒーを想起させる部分があり、それを人生のあり方への提案と掛け合わせている。
染まって ちょっとほろ苦くて
愛しく思える この日は
一昨日よりもずっと 昨日よりもきっと
一層、輝く 今日だから
歌詞・メロディー・編曲、総合的に良いと思えたため〈総合部門〉受賞とした。
最後に
企画主催者のなまおじ (@namaozi) | Twitterさん、24日間に渡って良い曲を紹介してくださった皆さんに感謝申し上げます。
それではよいお年を~。
「クリスマス欲しい」
「省略しすぎて、概念を欲しがっているように聞こえる」